東風の風(読み)あゆのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「東風の風」の意味・読み・例文・類語

あゆ【東風】 の 風(かぜ)

  1. あゆ(東風)
    1. [初出の実例]「安由能加是(アユノカゼ) いたくし吹けば 水門には 白波高み 妻呼ぶと 洲鳥は騒く」(出典万葉集(8C後)一七・四〇〇六)

こち【東風】 の 風(かぜ)

  1. こち(東風)
    1. [初出の実例]「さてこの風は、こちの風、向うて西になさうぞえい」(出典:大観本謡曲・檀風(1465頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む