東高野分(読み)ひがしこうやぶん

日本歴史地名大系 「東高野分」の解説

東高野分
ひがしこうやぶん

[現在地名]河東町東長原ひがしながはら

高塚たかつか山の東から北にかけての山麓にあって、かみ(東側)・中(中央)・下(西側)の三区に分れる。文政一〇年(一八二七)代田組郷頭風間久八と藩役人佐瀬嘉左衛門によって開かれたという。上にある稲荷神社には天保一一年(一八四〇)建立の東高野墾田之碑があり、それによれば開墾二四〇石余、家数一三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android