東高野分(読み)ひがしこうやぶん

日本歴史地名大系 「東高野分」の解説

東高野分
ひがしこうやぶん

[現在地名]河東町東長原ひがしながはら

高塚たかつか山の東から北にかけての山麓にあって、かみ(東側)・中(中央)・下(西側)の三区に分れる。文政一〇年(一八二七)代田組郷頭風間久八と藩役人佐瀬嘉左衛門によって開かれたという。上にある稲荷神社には天保一一年(一八四〇)建立の東高野墾田之碑があり、それによれば開墾二四〇石余、家数一三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android