松の浮根(読み)まつのうきね

精選版 日本国語大辞典 「松の浮根」の意味・読み・例文・類語

まつ【松】 の 浮根(うきね)

  1. 地表に露呈している松の根。「松」を「待つ」に、「浮根」を「憂寝」にかけて、待つ恋人との憂き契りの意をこめる。
    1. [初出の実例]「かたしきの松のうきねと忍びしはさればよ遂に顕はれにけり〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋二・七四三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む