松の浮根(読み)まつのうきね

精選版 日本国語大辞典 「松の浮根」の意味・読み・例文・類語

まつ【松】 の 浮根(うきね)

  1. 地表に露呈している松の根。「松」を「待つ」に、「浮根」を「憂寝」にかけて、待つ恋人との憂き契りの意をこめる。
    1. [初出の実例]「かたしきの松のうきねと忍びしはさればよ遂に顕はれにけり〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋二・七四三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む