松岡城(読み)まつおかじよう

日本歴史地名大系 「松岡城」の解説

松岡城
まつおかじよう

山陽電鉄板宿いたやど駅の北西にある勝福しようふく寺および背後飛松とびまつ山が城跡といわれるが、現在遺構は確認できない。観応二年(一三五一)足利尊氏は弟直義と戦って敗れ松岡城に退いたといわれている(「太平記」巻二九)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android