松岡小鶴(読み)まつおか こつる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松岡小鶴」の解説

松岡小鶴 まつおか-こつる

1806-1873 江戸後期-明治時代の女性。
文化3年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)の儒医松岡左仲の娘。天保(てんぽう)2年婿をむかえたが,父に離別させられる。父の医業をつぎ,また漢学の塾をひらき,子の操をそだてた。孫に柳田国男,松岡映丘ら。明治6年10月15日死去。68歳。通称は小けん。法号は自謙

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例