松岡鉱山(読み)まつおかこうざん

日本歴史地名大系 「松岡鉱山」の解説

松岡鉱山
まつおかこうざん

[現在地名]湯沢市松岡字新城

はく山の東側の丘陵地にある。

発見は慶長年間(一五九六―一六一五)と伝えられるが(旧「秋田県史」)、「梅津政景日記」元和五年(一六一九)一一月二〇日条に、「松岡山ぬすミ候て、銀掘候間、札を遣候様に」とあり、経営者を決めようとしていることから、本格的な採掘はこの後になると思われる。同日記同年一二月一三日条に「松岡山正・二月両月を銀百五十(枚)ニ申請度と望者候へ共、院内山さわりニ罷成候間、渡不申渡」とあり、請負を断ったことを伝えるが、翌六年一月二〇日条に「松岡山、申上候ことくほらせ」とあり、その方式が変わったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む