松浦村(読み)まつうらむら

日本歴史地名大系 「松浦村」の解説

松浦村
まつうらむら

[現在地名]桜島町松浦

西道(さいどう)村の東隣に位置する。天文六年(一五三七)一二月二四日の島津勝久宛行状(旧記雑録)に「松浦」とみえ、当地などが本田董親に宛行われている。同八年には島津貴久によって当地などが樺山幸久(善久・玄佐)に宛行われたが、ほどなく幸久の手を離れたとみられる(樺山玄佐自記)。元亀二年(一五七一)一一月に肝付兼亮・伊地知重興ら大隅・日向の連合軍が鹿児島・滝ヶ水(現鹿児島市竜ヶ水)を襲撃した際、当地の人々は皆逃れたという(「箕輪伊賀覚書」旧記雑録など)。寛文四年(一六六四)の郡村高辻帳では高五〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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