松浦 健郎(読み)マツウラ ケンロウ

20世紀日本人名事典 「松浦 健郎」の解説

松浦 健郎
マツウラ ケンロウ

昭和期の小説家,脚本家,映画監督



生年
大正9(1920)年9月29日

没年
昭和62(1987)年5月7日

出生地
埼玉県秩父郡大滝村大血川

学歴〔年〕
日本大学専門部国文科〔昭和17年〕中退

経歴
昭和17年満州映画協会に入社。19年東宝に転じ、黒沢明、山本薩夫らの助監督をつとめる。戦後、23年脚本家に転向、代表作に「風速40米」(33年)、「電光石火の男」(35年)、「青年椅子」(37年)など。また41年には小説「悪魔のようなすてきな奴」を発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android