松目新田村(読み)まつめしんでんむら

日本歴史地名大系 「松目新田村」の解説

松目新田村
まつめしんでんむら

[現在地名]富士見町松目

大平おおだいら新田村の南、入笠にゆうかさ山の東麓、上伊那へ通ずる御所平ごしよだいら峠道の登り口にある。「諏訪郡諸村旧蹟年代記」に「松目新田 寛永十六年 小沢蔵人様御見立」とあり、木間このま村を親村とする。享保一八年(一七三三)書上の諏方藩一村限村地図(長野県庁蔵)には「家数八軒 高弐拾七石壱斗四升五合七勺」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android