松蔵寺跡(読み)しゆうぞうじあと

日本歴史地名大系 「松蔵寺跡」の解説

松蔵寺跡
しゆうぞうじあと

[現在地名]寒河江市慈恩寺

慈恩じおん寺山内にあった時宗寺院。明応五年(一四九六)松蔵寺二世定阿が記した松蔵寺幹縁疏(広谷常治氏蔵)に、文明一一年(一四七九)から同一二年にかけての伊達成宗の寒河江攻めで戦死した伊達家臣桑折播磨守宗義の菩提を弔うため、子の宗利が奥州「梛戸なぎと」の寺院を移して松蔵寺を建立、天童仏向ぶつこう寺一六世法阿を勧請開山にしたとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 ナギ

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む