日本歴史地名大系 「松雲公採集遺編類纂」の解説 松雲公採集遺編類纂(遺編類纂)しよううんこうさいしゆういへんるいさん 一九〇冊 森田柿園(平次)編原本 加越能文庫解説 松雲公(前田綱紀)が採集した資料のうち、明治初年に散逸を免れ残っていたものを森田が編纂、朝廷部・神社部など一六部に類別されている。古文書部の九八―一五一冊までは砺波図書館協会が影印本とした。一一五冊は埴生八幡宮など神社文書、一三〇冊は西田国泰寺など寺院文書、一四三冊は越中富山・魚津城責文書など諸伝書となっており、ほかに諸家文書がある。また中世までの文書で中央諸寺社に伝わるものも網羅的に集められている。MF 富山県立図書館活字本 昭和四〇―四一年刊 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報