dissipation
地球流体力学で流体の運動エネルギーが粘性摩擦により熱エネルギーに不可逆的に変化する過程のことをいう。エネルギー消散ともいう。運動エネルギーは粘性摩擦による散逸で消費され,同量のエネルギーの摩擦熱が発生するが,粘性応力テンソルの定式化は困難であり開発途上にある。太陽放射エネルギーで駆動される大気大循環の運動エネルギーは,全球解析データによると生成項が4.4W/m2であり,同量がエネルギー散逸で消費される。数日の周期で全運動エネルギーが入れ替わる量になる。
執筆者:田中 博
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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