板山不動尊(読み)いたやまふどうそん

日本歴史地名大系 「板山不動尊」の解説

板山不動尊
いたやまふどうそん

[現在地名]大島村板山 前之尻

板山集落の南にある水成洞窟に祀られる。不動明王を中尊とする二百数十体の石仏は江戸期の作とされる。洞窟は間口三〇メートル、奥行一三メートル、高さ一・八メートルの半月形で、月の窟つきのいわやともいわれ、もとはこの地に小海山七重ななえ寺があったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 傍ら

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む