板山不動尊(読み)いたやまふどうそん

日本歴史地名大系 「板山不動尊」の解説

板山不動尊
いたやまふどうそん

[現在地名]大島村板山 前之尻

板山集落の南にある水成洞窟に祀られる。不動明王を中尊とする二百数十体の石仏は江戸期の作とされる。洞窟は間口三〇メートル、奥行一三メートル、高さ一・八メートルの半月形で、月の窟つきのいわやともいわれ、もとはこの地に小海山七重ななえ寺があったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 傍ら

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android