析空観(読み)しゃっくうかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「析空観」の意味・わかりやすい解説

析空観
しゃっくうかん

仏教の瞑想法の一つ体空観 (たいくうかん) の対。人間,心,また一般的な存在を種々の構成要素に分析したうえで,人間もそれ以外の諸存在も,実体をもたず,空 (くう) であると念想することをいう。部派仏教の人々の修する空観

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む