林藪(読み)リンソウ

デジタル大辞泉 「林藪」の意味・読み・例文・類語

りん‐そう【林×藪】

草木の茂ったところ。
草深い田舎。
物事の多く集まるところ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「林藪」の意味・読み・例文・類語

りん‐そう【林藪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 林とやぶ。低木のしげみと林。藪林(そうりん)
    1. [初出の実例]「但解。持鉢錫以行乞。吟林藪而住観」(出典:性霊集‐四(835頃)勅賜世説屏風書了献表)
  3. 草深い田舎。
    1. [初出の実例]「人生為楽在心閑、不論林藪与塵寰」(出典:柳湾漁唱‐二集(1831)題金氏呑山楼)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐儒林伝序〕
  4. 物事が多く集合している所をたとえていう語。淵藪(えんそう)。〔班固‐典引〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android