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低木 ていぼくshrub

翻訳|shrub

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

低木
ていぼく
shrub

灌木ともいう。高木 (喬木) に対する語。人間の背丈ほどかそれ以下の木本をさすが,高木との区別は便宜的なものである。低木の高さではあるが幹が長く地上にはっているもの (コケモモなど) は,区別して亜低木 suffrutexということがある。

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デジタル大辞泉の解説

てい‐ぼく【低木】

低い木。ふつう高さ約2メートル以下の樹木。主幹がはっきりせず、根ぎわから数本に分かれて出るものが多い。灌木(かんぼく)。⇔高木

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百科事典マイペディアの解説

低木【ていぼく】

高木の対。ふつう人間の身長より低い小型の木本(もくほん)で,基部から数本の幹が束生するものをいう。従来は灌木(かんぼく)といった。大低木,小低木などに分けることもあるが,その区別,また小高木との区別は,いずれも便宜的なもので明確ではない。
→関連項目生活形

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大辞林 第三版の解説

ていぼく【低木】

通常、ヒトの身長以下の高さの樹木をいう。主幹と枝との区別がはっきりせず、根もとから多くの枝に分かれているものが多い。ナンテン・アジサイなど。灌木かんぼく。 ↔ 高木

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

低木
ていぼく

樹木を樹高で区分したときの生態学的定義で、高木、亜高木、矮生(わいせい)低木などに対する用語。かつては灌木(かんぼく)とよんだ。デンマークの植物生態学者ラウンケルの生活型分類では2~8メートルまでの樹木をいう。また、単に低木という場合には、本来高木になる種の若木段階の個体と、狭義の低木種(ほぼ人の背丈以下)をともに含む。とくに群落の階層構造で低木層という場合には若木段階と低木種をいっしょに扱っている。しかし、いろいろの生態学的特性からみると、前者は若木であり、後者は成木を含むため、著しい差異があることになる。開花、繁殖、枝の分枝様式などからみると、個体群動態、光の利用といった面でそれぞれに特徴がある。狭義の低木種では、生殖成長を行うため、枝はすぐに短枝化し、末端枝の分枝も盛んである。地上部の寿命はせいぜい50年ほどで、株としては古くなっても根元から新しい地上部を出し、更新していることが多い。[大澤雅彦]

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世界大百科事典内の低木の言及

【木】より

(草本植物)に対応する語。大きさによって高木(喬木(きようぼく))と低木(灌木)に区別することもある。高いものではオーストラリアのユーカリの1種のように130mに達するものがあり,小さいものでは草本と同じような生育形のコケモモやヤブコウジのような例がある。…

【高木】より

…喬木(きようぼく)ともいい,灌木(低木)以外の木本,すなわち普通人間の背丈より高いものをいう。喬木という場合,その語感から,高さ10mを超えるようなものを意味することが多い。…

※「低木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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