林道倫(読み)ハヤシ ミチトモ

20世紀日本人名事典 「林道倫」の解説

林 道倫
ハヤシ ミチトモ

大正・昭和期の医学者



生年
明治18(1885)年12月21日

没年
昭和48(1973)年3月28日

出生地
宮城県仙台市

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔明治43年〕卒

経歴
東大精神神経科に入り、大正3年南満医学堂教授。10年ドイツ留学、13年帰国後岡山医科大学教授となり、昭和20年学長。24年新制の岡山大学初代学長となり3年間在任。のち林精神科病院院長。日本脳炎ウィルスの分離培養で知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林道倫」の解説

林道倫 はやし-みちとも

1885-1973 大正-昭和時代の精神医学者。
明治18年12月21日生まれ。ドイツ留学後,大正13年岡山医大(現岡山大)教授,のち学長。昭和24年岡山大初代学長となる。昭和9年日本脳炎ウイルスのサルへの移植成功統合失調症(精神分裂病)の生物学的研究でも知られた。昭和48年3月28日死去。87歳。宮城県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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