染翰(読み)せんかん

精選版 日本国語大辞典 「染翰」の意味・読み・例文・類語

せん‐かん【染翰】

  1. 〘 名詞 〙 筆を墨にひたすこと。転じて、筆で書き記すこと。染筆
    1. [初出の実例]「仏子寂心 在俗之時。草此記及序等。既成巻軸了。出家之後、無念仏。已絶染翰」(出典日本往生極楽記(983‐987頃)行基菩薩)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐秋興賦并序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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