染髭(読み)せんし

普及版 字通 「染髭」の読み・字形・画数・意味

【染髭】せんし

髭(ひげ)を染める。〔輟耕録、二、染髭〕中書丞相忠武王(天沢)、髭(しぜん)已に白し。一にして、忽ち盡(ことごと)くし。世皇之れを見てきて問うて曰く、、汝の(ひげ)、何ぞ乃ち(あらた)めてきやと。對(こた)へて曰く、臣、を用(もつ)て之れを染めたる故なり。~報效の心、疇昔(ちうせき)(以前)に異ならざるのみと。

字通「染」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android