天沢(読み)てんたく

精選版 日本国語大辞典 「天沢」の意味・読み・例文・類語

てん‐たく【天沢】

  1. 〘 名詞 〙 天のめぐみ。また、天子恩沢天恩
    1. [初出の実例]「賜賤、賜詩、天沢霈然」(出典:性霊集‐三(835頃)贈伴按察平章事赴陸府詩)
    2. 「天沢(テンタク)私無しと雖も」(出典雑談集(1305)一)
    3. [その他の文献]〔梁簡文帝‐譲驃騎揚州刺史表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「天沢」の読み・字形・画数・意味

【天沢】てんたく

天恩。

字通「天」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android