柳営秘鑑(読み)りゅうえいひかん

改訂新版 世界大百科事典 「柳営秘鑑」の意味・わかりやすい解説

柳営秘鑑 (りゅうえいひかん)

江戸幕府の年中儀礼,格式,旧例,故事,諸士勤務の法規等を記した書物。幕臣菊池弥門の編。10巻。1743年(寛保3)成立。のちに《後編柳営秘鑑》12巻,《拾遺柳営秘鑑》5巻,《柳営秘鑑脱漏》12巻,《温知柳営秘鑑》12巻,《残集柳営秘鑑》10巻,《新益柳営秘鑑》10巻が続撰されている。昌平坂学問所旧蔵本(内閣文庫所蔵)の影印版(《内閣文庫所蔵史籍叢刊》所収)がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 宮崎

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む