柿ノ本遺跡(読み)かきのもといせき

日本歴史地名大系 「柿ノ本遺跡」の解説

柿ノ本遺跡
かきのもといせき

標高七・四メートルにある弥生中期後半の遺物包含地。現在は水田や畑になっているが、高知空港拡張によって新滑走路の最西北端となる。遺跡からは弥生中期後半の竜河洞式土器(畿内第IV様式併行)が多量に発見され、石器はほとんど発見されていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android