柿ヶ野番所跡(読み)かきがのばんしよあと

日本歴史地名大系 「柿ヶ野番所跡」の解説

柿ヶ野番所跡
かきがのばんしよあと

[現在地名]七宗町上麻生 大柿

尾張藩抜荷改番所で、抜荷守が置かれ、役銀を取っていた。「濃州徇行記」には「七宗山御山守多々良十郎右衛門と云者住せり、番所ありて他領より出る荷物を改め役銀とる」とある。多々良氏は山守と番所役人を兼ねていた。柿ヶ野集落の西の入口に幅七、八メートル、長さ九〇メートルほどの番所屋敷跡がある。現在檜林になっているが、北の山側に石垣跡が残る。西の端には多々良家代々の墓があり、その真ん中に「無到元林居士者命日五月廿四日也。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む