精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙
① 中世、恩給・扶持を受けていないこと。
※世鏡抄(室町末か)下「無給の輩給人の前をこし、給人は無給人の者にこされては、一生の耻也」
② 給料のないこと。給料を支払わないこと。また、給料を支払われないこと。無給金。〔日誌字解(1869)〕
※傷ついた葦(1970)〈曾野綾子〉一「修道女たちは一生涯、無給で働いているのだ」
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