日本歴史地名大系 「栗山町史」の解説 栗山町史くりやまちようし 三冊 栗山町史編さん委員会編 栗山町 平成元―三年刊解説 栗山は空知地方南部の穀倉地帯で明治二一年士族移住団体の入植地。小作農場・学田農場の存在で著名。「角田村史」(昭和一五年)・「栗山町史」(昭和四六年)などを受け、構成はオーソドックスで内容は詳細。第一巻(八七四頁)は、先史・前史(開基以前)・本史前編に分れ、本史は明治・大正・昭和時代前期の三章。第二巻(一千一六頁)は本史後編で、昭和時代中期・同後期の二章。太平洋戦争後に全体の半分を割いたのは異例であるが英断。今後に貴重な史料を提供した。別巻(一三五頁)は栗山の自然・年表・索引で構成。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報