日本歴史地名大系 「栗木野新田」の解説 栗木野新田くりきのしんでん 新潟県:北蒲原郡黒川村栗木野新田[現在地名]黒川村栗木野新田胎内(たいない)川右岸の段丘上にあり、南東は夏井(なつい)村、北西は坪穴(つぼあな)村に接する。北は番人(ばんにん)山・梨(なし)ノ木(き)峠を越えて須巻(すまき)村に接する。米沢へ向かう間道が通る。文化年間(一八〇四―一八)に川瀬(かわぜ)村(現五泉市)の喜右衛門により坪穴村内二〇町の地が開発され成立した新田(文化七年「口達」丹呉家文書)。近世を通じ旗本松平領。文政一一年(一八二八)の見取場内出改帳(同文書)によれば田九町八反八畝余・畑一町三反余で残りは一〇町九反三畝余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報