核燃料加工事業

共同通信ニュース用語解説 「核燃料加工事業」の解説

核燃料加工事業

原発では核分裂が起きる時に放出される膨大なエネルギーを使うが、鉱山で採掘される天然ウランには、核分裂しやすいウラン235はわずかしか含まれず、それ以外は核分裂しにくいウラン238。事業者は化学処理などを行い、燃料に使用できる形状性質にする。工程は製錬、転換濃縮、再転換、成型加工。使用済み核燃料を再処理し、取り出したプルトニウムやウランを混合酸化物(MOX)燃料に加工する施設を含め、日本では5事業者が7施設を管理している。

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