…このとき指定された条件にあう場合がm通りなら,その条件が満たされる確率pは, p=m/nと定義される。またn通りある個々の場合を根元的な素事象と考え,根元事象と呼ぶ。例1の場合でいえば一つの順列が根元事象となる,いくつかの根元事象からなる集合を事象と呼ぶ。…
…1の目が出たのはω1が支配した結果,2の目はω2が,……,6の目はω6が支配したものと考える。これらωを根元事象と呼び,根元事象の集合を事象という。正しいさいなら各ωに1/6の確率を与えることになる。…
※「根元事象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」