根子遺跡(読み)ねこいせき

日本歴史地名大系 「根子遺跡」の解説

根子遺跡
ねこいせき

[現在地名]西川町大井沢 根子

寒河江さがえ川支流の根子沢の標高五六〇メートルの右岸舌状台地上に位置する、後期旧石器時代の遺跡。石器はすべて表面採集資料である。二側縁加工のナイフ形石器、石刃素材の基部整形石器、両面加工の木葉形尖頭器、石刃・石核からなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android