後期旧石器時代(読み)こうききゅうせっきじだい(その他表記)Upper Paleolithic Period

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「後期旧石器時代」の意味・わかりやすい解説

後期旧石器時代
こうききゅうせっきじだい
Upper Paleolithic Period

考古学における年代区分の一つ。更新世の石器時代旧石器時代と呼ぶが,その最後の段階ヨーロッパ西南アジアでは,石刃系の文化が特徴的であるが,他地域では,従来の剥片系,石核系文化の伝統が色濃く残っており,石器ほか骨角器の使用も認められる。洞窟絵画などの原始美術も現れはじめる。また人間が生活領域を大きく広げたことも一つの特色であろう。この時代以降が現生人類 (ホモ・サピエンス ) の時代と考えられている。

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世界大百科事典(旧版)内の後期旧石器時代の言及

【旧石器時代】より

…ともあれ,ムスティエ文化の人たちは死者に花をそなえるという優しい心をもっていたのであろう。ネアンデルタール人は,それ以後の後期旧石器時代人や中石器時代人にくらべて長寿者が多かったといわれる。31歳から60歳までの年齢層では,ネアンデルタール人は35.8%,後期旧石器時代人は26.7%,中石器時代人は12.7%という結果が発表されている。…

※「後期旧石器時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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