根府川関所跡(読み)ねぶかわせきしよあと

日本歴史地名大系 「根府川関所跡」の解説

根府川関所跡
ねぶかわせきしよあと

[現在地名]小田原市根府川

白糸しらいと川の西、熱海道に設けられた関所。設置年代を「風土記稿」は元和元年(一六一五)頃とするが、慶長一九年(一六一四)一月二八日の老中連署状(広井文書)には「禰ふ川人留之儀如此以前ことく可申仕候」とある。関所番人二、定番三、足軽二、中間一を置き、弓三、鉄砲五を備え、人見女は定番女房が勤めた(御引渡記録)。承応二年(一六五三)閏六月一四日に関所制札を新規に書換えている(永代日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む