江之浦村(読み)えのうらむら

日本歴史地名大系 「江之浦村」の解説

江之浦村
えのうらむら

[現在地名]小田原市江之浦

東は相模湾、三方を箱根外輪山の聖岳ひじりがたけほしヶ山が囲み海に迫る。北は根府川ねぶかわ村、南はいわ(現足柄下郡真鶴町)と接し、東を熱海道が通る。「関八州古戦録」によると、「相州足下郡江浦ノ郷士」土肥又太郎が北条早雲に滅ぼされたという。

近世は小田原藩領。寛永初期の村高一二石余、家数一八、うち名主一・本百姓八・わきノ者九(小田原領西筋村々高ノ帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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