根成柿村(読み)ねなりがきむら

日本歴史地名大系 「根成柿村」の解説

根成柿村
ねなりがきむら

[現在地名]大和高田市大字根成柿

吉井よしい村南部に接続する。西大寺田園目録に「葛下郡廿九条一里六坪一段自東七段目、字子ナシカキ、建長三年四月廿日藤原中子了学房内房寄之」とあり、文安四年(一四四七)二月七日、長(戒那山安位寺僧)が根成柿で護摩法会を執行している(経覚私要鈔)。根成柿は葛下・忍海おしみ・高市三郡界に立地、葛下・忍海郡の条里も当地(路西六里)起点となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む