根松(読み)ねまつ

精選版 日本国語大辞典 「根松」の意味・読み・例文・類語

ね‐まつ【根松】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 根のついている松。
    1. [初出の実例]「けふの賀のいておもしろや祖父が舞〈芭蕉〉 根松苗杉蝉の鳴声〈濁子〉」(出典:俳諧・句餞別(1744))
  3. 根の上部地上に出ている松。根上がりの松。
    1. [初出の実例]「ささがにのいかでね松に白露のおきゐながらも明かしつる哉」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む