根金際(読み)ネコンザイ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「根金際」の意味・読み・例文・類語

ね‐こんざい【根金際】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こんざい」は「こんりんざい(金輪際)」の略。「根こそぎ」と「こんりんざい」が合わさってできた語 ) 底の底。多く、副詞的に用いる。底の底まで全部。まったく。とことんまで。すっかり。ねごんぞう。ねこんず。
    1. [初出の実例]「ねこんざい盗んだとって草の庵」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇(1760)義二)
    2. 「根(ネ)こんざいぶち負て」(出典浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む