根高村(読み)ねだかむら

日本歴史地名大系 「根高村」の解説

根高村
ねだかむら

[現在地名]佐織町根高

東は諏訪すわ村、西は見越みこし村に接する小村。「徇行記」によれば、概高は持中もつちゆうとよぶ根高新田を合わせて一六六石余、すべて藩士四人の給知。田は五町七反一畝余、畑は二〇町二反八畝余。「寛文覚書」に戸数二一、人数一四一とある。「徇行記」は「津島街道ノ傍ニアリ、堤上街道ニ出屋敷アリ、小商ヲスルモノ多シ、少高ノ村故皆津島村ノ田畝ヲ承佃ス、当村与兵衛・与次兵衛・与右衛門兄弟三人皆富戸ナリ」とし、支村の持中の六〇石を根高村の与兵衛が所持していると記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android