桂徳次(読み)カツラ トクジ

20世紀日本人名事典 「桂徳次」の解説

桂 徳次
カツラ トクジ

明治・大正期の大陸浪人



生年
明治13(1880)年

没年
大正5(1916)年9月16日

出生地
鹿児島県鹿児島市薬師町

経歴
明治37年日露戦争には第1軍に属して各地に転戦し、のちモンゴル語を学び、内モンゴルの武備学堂教官となる。45年以降、粛親王満蒙独立運動に身を投じ、大正5年9月吉林・黒竜両省軍との戦いで戦死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂徳次」の解説

桂徳次 かつら-とくじ

1880-1916 明治-大正時代の大陸浪人。
明治13年生まれ。日露戦争従軍後,モンゴル語をまなび,内モンゴルの武備学堂教官となる。明治45年以降,粛親王の満蒙独立運動に投じ,吉林・黒竜両省軍との戦いで大正5年9月16日戦死した。37歳。鹿児島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android