桃の花(読み)もものはな

精選版 日本国語大辞典 「桃の花」の意味・読み・例文・類語

もも【桃】 の 花(はな)

  1. 春、梅の花が終わり、桜にはまだ早いころ、桃の木に咲く花。普通は淡紅色であるが、品種によって濃い紅色も白色もある。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「春の苑(その)紅にほふ桃花(もものはな)下照る道に出で立つ少女」(出典万葉集(8C後)一九・四一三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 モモ 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android