少女(読み)ショウジョ

デジタル大辞泉の解説

しょう‐じょ〔セウヂヨ〕【少女】

年少の女子。ふつう7歳前後から18歳前後までの、成年に達しない女子をさす。おとめ。「多感な少女時代」「文学少女
律令制で、17歳以上、20歳(のち21歳)以下の女子の称。

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大辞林 第三版の解説

しょうじょ【少女】

年若い女の子。普通、七、八歳から一五、六歳くらいまで。おとめ。 → 少年
律令制の年齢区分で、一七歳以上二〇歳以下の女子の称。

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精選版 日本国語大辞典の解説

おと‐め をと‥【少女・乙おと女】

[1] (若々しく生命力の盛んな女の意)
成年に達した未婚の女。のちには、一〇歳くらいから成人前の未婚の女性を広くさすようになった。処女。⇔おとこ
※古事記(712)上「『阿那邇夜志愛袁登売袁(あなにやしえヲトメを)』と言ひ」
※読本・南総里見八犬伝(1814‐42)二「かくまで愛(めで)たき未通女(ヲトメ)にてましますに」
② 年のいかない女の子。童女。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
③ 天女。仙女。あまつおとめ。
※古今(905‐914)雑上・八七二「あまつ風雲のかよひぢ吹きとぢよをとめの姿しばしとどめん〈遍昭〉」
④ 五節の舞姫。あまつおとめ。
※源氏(1001‐14頃)乙女「むかし御目とまり給ひしをとめの姿おぼし出づ」
[2] 「源氏物語」第二一帖の名。光源氏三三歳の四月から三五歳の一〇月まで。夕霧の元服、大学入学と雲居雁との恋、六条院の新築などを描く。
[語誌](1)「をと」は若返る意の動詞「をつ(復)」と同源という。「未通女」とも表記し、結婚適齢期の女性の意。
(2)古代では「をとこ」━「をとめ」で対をなしていたが、「をとこ」が男性一般の意となって、女性一般の意の「をんな」と対をなすように変わり、それに伴って平安時代には「をとめ」も「少女」と記され、天女や巫女を表わすようになった。
(3)「乙女」の漢字表記の「乙」は「おとうと」の「おと」と同じく年下の意であるが、「お」と「を」の区別が失われて用いられるようになった当て字。

しょう‐じょ セウヂョ【少女】

〘名〙
① 年若い女子。おとめ。むすめ。少女子。また、姉妹の、下の子。小女。
※三代実録‐貞観九年(867)一〇月四日「僕有一少女。願令枕席
※名語記(1275)六「少女のひなあそびとて、人形をつくりすへたる」 〔史記‐趙世家〕
② 令制で、一七歳以上二〇歳以下の女子。
※正倉院文書‐大宝二年(702)御野国味蜂間郡春部里戸籍「次牟依売 年十九少女 次真依売 年十七少女 次床嶋売 年十五小女」

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