桑地村(読み)くわじむら

日本歴史地名大系 「桑地村」の解説

桑地村
くわじむら

[現在地名]掛川市原里はらさと

原野谷はらのや川の左岸にあり、北は栃原とちばら村・高山たかやま村。久和地とも書く。永禄一一年(一五六八)一二月二一日の徳川家康判物(久野文書)によると、久野くの(現袋井市)城主久野宗能に「桑地」などが与えられている。天正一七年(一五八九)七月七日、「原桑地百姓等」に徳川家七ヵ条定書(岸文書)が出されている。慶長九年(一六〇四)八月の久和地村御検地帳(国立史料館蔵加茂家文書)が残る。正保郷帳に村名がみえ、田方六〇石余・畑方九石余、掛川藩領(幕末に至る)、ほかに松種庵(現曹洞宗昌寿庵)領一石がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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