桑山忠明(読み)くわやまただあき

百科事典マイペディア 「桑山忠明」の意味・わかりやすい解説

桑山忠明【くわやまただあき】

美術家。名古屋市生れ。1956年東京芸術大学卒。1958年渡米,以降ニューヨーク在住。1961年ニューヨークで初個展ミニマル・アートを思わせる,モノクロームの緊張感漂う絵画を制作。変形キャンバスを使用することもある。近年は化学塗料を用いて,より人工的な美を追求している。1996年千葉市美術館,川村記念美術館で個展。

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世界大百科事典(旧版)内の桑山忠明の言及

【オップ・アート】より

…描画は厳密で機械的であることを要求されるため,最新の画材や機材(たとえばアルミニウム,有機ガラス,ネオンなど)を用いることも多い。個々の作家によってスタイルは異なるが,プーンズLarry Poons,アガムYaacov Agam,ソトJesus Rafael Soto,ライリーBridget Riley(1931‐ ),アニュシケビッチRichard Anuskiewicz,桑山忠明(1932‐ )らが代表作家である。〈応答する眼〉展が最も重要な展覧会となった。…

※「桑山忠明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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