美術家(読み)びじゅつか

精選版 日本国語大辞典 「美術家」の意味・読み・例文・類語

びじゅつ‐か【美術家】

  1. 〘 名詞 〙 美術品制作研究にあたる人。また、美術に巧みな人。
    1. [初出の実例]「真誠に美術の妙想を鑒別するの明ありて、天然の実物に比すれば更に完全無虧の物件を掲げ来りて吾人に示すものは、独り我が美術家あるのみ」(出典:美術真説(1882)〈フェノロサ〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の美術家の言及

【美術】より

…しかし近年は,これを形体を創造する芸術,すなわち造形芸術に限定するようになっている。また美術品,美術家,美術館,美術批評などの語も造形美術に関してのみ用いられているが,それでもなお美術という概念の輪郭はきわめてあいまいである。たとえば,建築は除外される傾向にあり,東洋できわめて重要な意味をもつ書道や造園などは通常,美術に含めない。…

※「美術家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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