桜井明石(読み)サクライ メイセキ

20世紀日本人名事典 「桜井明石」の解説

桜井 明石
サクライ メイセキ

明治〜昭和期の漢学者



生年
慶応1年9月25日(1865年)

没年
昭和20(1945)年4月12日

出生地
陸奥国(福島県)

本名
桜井 成明

学歴〔年〕
東京帝大古典科〔明治21年〕卒

経歴
明治22年宣教師イービーの伝道を手伝って北村透谷親交を結び、透谷の尽力により26年訳本「腓立比(フィリップ)物語」を刊行。他に新作謡曲「燔祭」「落穂」などを発表した。26年関西学院神戸女学院で漢文を教え、33年青山学院に転じた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android