桜井霞洞(読み)サクライ カドウ

20世紀日本人名事典 「桜井霞洞」の解説

桜井 霞洞
サクライ カドウ

大正・昭和期の染色家



生年
明治22(1889)年2月15日

没年
昭和26(1951)年7月18日

出身地
茨城県

本名
桜井 幸太郎

主な受賞名〔年〕
帝展特選〔昭和5年〕「琉球那覇之図壁掛」

経歴
鏑木清方、和田三造に学ぶ。大正9年染色芸術研究所を創立に参加。昭和5年帝展で「琉球那覇之図壁掛」が特選となる。6年から無鑑査。他の作品に「染色ハッピーコート」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜井霞洞」の解説

桜井霞洞 さくらい-かどう

1889-1951 大正-昭和時代の染色家。
明治22年2月15日生まれ。鏑木(かぶらき)清方,和田三造にまなぶ。大正9年和田とともに染色芸術研究所を創立。昭和5年帝展で「琉球那覇之図壁掛」が特選となり,翌年より無鑑査。23年の「染色ハッピーコート」は文部省買い上げとなった。昭和26年7月18日死去。62歳。茨城県出身。本名は幸太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android