無鑑査(読み)ムカンサ

デジタル大辞泉 「無鑑査」の意味・読み・例文・類語

む‐かんさ【無鑑査】

鑑査が不要なこと。特に美術展覧会で、過去の入選実績などにより、鑑査なしで出品できること。また、その資格

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無鑑査」の意味・読み・例文・類語

む‐かんさ【無鑑査】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鑑査する必要のないこと。
  3. 美術展覧会の出品などに際して、審査員の鑑査を必要としないこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「その頃の文展では入賞の翌年でも無鑑査ではなかったと思ふ。二回か三回続けるとその次だけが無鑑査になるのだったと覚えてゐる」(出典:出世作(1928)〈鏑木清方〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android