桜戸村(読み)さくらどむら

日本歴史地名大系 「桜戸村」の解説

桜戸村
さくらどむら

[現在地名]津奈木町岩城いわき

津奈木川が八代海に注ぐ河口南岸にある漁村で、東はなか村と上原うえのはら村、南は町原まちわら村に接する。村の北部に津奈木川の河口に形成された三角洲があったが、寛政八年(一七九六)の大洪水の後、津奈木手永惣庄屋徳富太多七らによって流路が変更され、しん川が村の前面を流れるようになった。南部山地を薩摩街道がうた坂を越えて通る。寛永一八年(一六四一)の津奈木村小村切高物成人畜御帳(徳富文書)に「津奈木村内桜戸村」とあり、高五石五斗余、田数四畝余・畠数一反三畝余、女三・男七が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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