桜楓図襖絵(読み)おうふうずふすまえ

旺文社日本史事典 三訂版 「桜楓図襖絵」の解説

桜楓図襖絵
おうふうずふすまえ

京都智積院 (ちしやくいん) 所蔵安土桃山時代の代表的障壁画
筆者不詳。様式技法の点から長谷川等伯一派の作と考えられる。金地に濃彩をもって描かれ,豪壮特色とする天正様式から,華麗を特色とする慶長様式への移行を示す作品として有名。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android