梅井新村
うめいしんむら
[現在地名]福光町梅井新・梅野、東礪波郡城端町梅井
竹林新村の南東にある。享保(一七一六―三六)の初め頃梅原村からの入植者が井口村(現井口村)から妻をめとって開拓したので梅井という地名が生れたと伝える(福光町史)。享保一一年新開、延享四年(一七四七)に村立てされた(「御用留帳」川合家文書)。三箇国高物成帳には享保一一年の畑直高一〇五石余、免二ツ八歩で村御印はないとある。寛政四年(一七九二)の大西先組覚帳(福光町立図書館蔵)によれば家数七・人数三八、馬二。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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