梅井新村(読み)うめいしんむら

日本歴史地名大系 「梅井新村」の解説

梅井新村
うめいしんむら

[現在地名]福光町梅井新・梅野うめの、東礪波郡城端じようはな町梅井

竹林新たけばやししん村の南東にある。享保(一七一六―三六)の初め頃梅原うめはら村からの入植者が井口いのくち(現井口村)から妻をめとって開拓したので梅井という地名が生れたと伝える(福光町史)。享保一一年新開、延享四年(一七四七)に村立てされた(「御用留帳」川合家文書)。三箇国高物成帳には享保一一年の畑直高一〇五石余、免二ツ八歩で村御印はないとある。寛政四年(一七九二)の大西先組覚帳(福光町立図書館蔵)によれば家数七・人数三八、馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android