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井口 いのくち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

井口
いのくち

富山県南西部,南砺市北東部の旧村域。赤祖父山西斜面,砺波平野の南部にある。 1889年村制。 2004年城端町,村,上平村,利賀村,井波町,福野町,福光町と合体して南砺市となった。山地にはブナの原生林があり,スギの植林が盛ん。赤祖父川のつくる扇状地では米作が行なわれる。

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大辞林 第三版の解説

いのくち【井口】

姓氏の一。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

井口
いのくち

富山県南西部、東礪波(となみ)郡にあった旧村名(井口村(むら))。現在は南砺(なんと)市の北部を占める一地区。2004年(平成16)東礪波郡城端(じょうはな)町、井波(いなみ)町、福野(ふくの)町、平(たいら)村、上平(かみたいら)村、利賀(とが)村、西礪波郡福光(ふくみつ)町と合併、市制を施行して南砺市となる。旧村域は、高清水(たかしょうず)断層崖(がい)を侵食した赤祖父(あかそふ)川などの複合扇状地を占める農村地帯。面積の65%は山地で、耕地は北側に広がる。平安中期に井口氏が居住し、鎌倉時代の越中(えっちゅう)武士団はその後裔(こうえい)といわれる。戦国時代に今村氏(井口氏の子孫)がいた井口城が落城、以来再興されなかった。赤祖父湖は赤祖父川上流にある農業用溜池で、1945年(昭和20)完成、貯水量76万トン。赤祖父山はブナの原生林で知られ、中腹にはフクジュソウの自生地がある。[深井三郎]
『『井口村史』全2巻(1992~1995・井口村)』

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