梅雨型(読み)ツユガタ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「梅雨型」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐がた【梅雨型】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 梅雨期に見られる気圧配置の型。日本の本土沿いに前線が停滞し曇雨天が続く。
  3. つゆのような雨の降り方。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の梅雨型の言及

【日本列島】より

…なお,大陸から東進してくる移動性高気圧の経路が北に偏ると,気圧配置が北高型となり,太平洋側の地方を中心に曇・雨天となることが多い。(6)梅雨型 6月初めになると,日本の南海上にある小笠原高気圧から吹いてくる暖湿な南西風と,オホーツク海高気圧から吹いてくる冷湿な北東風とが日本の南岸沖で触れ合って前線(梅雨前線)が形成される。二つの高気圧の勢力が伯仲しているので,前線はほぼ東西にのびて停滞し,前線上を小低気圧が約1000kmの間隔を保ってあいついで東進する。…

※「梅雨型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む